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奥多摩駅から満員バスに揺られ、鷹ノ巣山(たかのすやま)登山口がある終点 東日原(ひがしにっぱら)に着く。途中でほとんど降りたため、人はあまりいない。
行きは稲村岩(写真中央)の麓から急登の稲村岩尾根を登り山頂へ抜ける。帰りは長い長い石尾根を下り奥多摩駅に戻る。危険箇所は無いが、とにかく歩くコース。
こういう時に思うのが、登山靴って本当に必須なのか？ということ。分厚いソール、がっちり足首を守るハイカット、完全防水、、、重さを代償に安全を買う感覚だ。正直、雪山以外はトレランシューズでいいんじゃないか、と思う。ってわけで今回はトレランシューズのサロモン XT WINGS 3を履いてみた。スイスでも履いた相棒である。
雨に降られなければ、かなり良い！ウルトラライトに興味が出てきたこり治。というかそろそろテントやりたい。帰りに奥多摩駅でヤマメを食べる。うまし！
憧れの北アルプスデビュー戦。
今回は、北アの入門コースと呼ばれる燕岳(つばくろだけ)へ向かう。二百名山だが、山の美しさゆえ「北アルプスの女王」と呼ばれており人気のある山。来年の北アルプステント泊縦走を目論み、今年中に登っておこうという魂胆である。
八ヶ岳と同じく秋葉原に集合し、毎日新聞社から夜行バスに乗り込む。苦痛の車中泊。ほんと安かろう悪かろうだ。何とかなんないかなホント。
朝5:40に有明荘へ到着。不要な荷物は無料で預かってくれるようで、妻の実家にお邪魔するための用意は全て預けた。
6:30に登山口に到着し、いざ燕岳へ。三歩がこっち見とる。
ルートは至ってシンプル。デビュー戦ということもあり、ビビりーなこり治はド定番ルート合戦尾根(かっせんおね)へ。
登山道は入門コースと言われているとおり、本当にゆるゆる。難易度は関東圏の低山クラス。危険箇所も無く、ハイキングに近い。
山は紅葉シーズンど真ん中。
気付くと雲海が目線の下に。やはりここは北アルプス。低山とはわけが違うようだ。
合戦小屋に到着。スイカが名物らしい。山小屋では何も買わない主義なので興味なし(高いから)。
しばらく歩くと・・・うああああ！槍ヶ岳！！国内登山人気No.1の山。来年はあそこに登るのだ。テンションが上がる。
そして反対側には針ノ木岳。そのもう少し左に剱岳が見えるんだけど・・・見えん。
ラストの登り、アルプス三大急登のひとつ。でも塔ノ岳の方がきついんだけど。。。
燕山荘(えんざんそう)へ到着。って景色すごい！みんな感動してる。いや、そりゃそうだ。これはスイス並みだと思う・・・。
目の前に広がるアルプス山脈。写真ではなく肉眼で見ることを強く勧めたい。
そして右を向くと・・・燕岳！おしゃれだ。岩の感じとかもうね。
ちなみに燕山荘はこんな感じ。綺麗！そしてデカい！もうホテルだ。普通の山荘はこんなに文明を感じない。
燕山荘からの富士。
そしてヤリ！
と、満喫したところで燕岳へ登りましょう！
燕岳の岩は変な形をしている。イルカ岩。
岩場が多いけど、岩を登ることはない。
山頂！
燕岳に隠れていた剱岳。遠くの山脈中央ちょい左。手前のは北燕岳。
振り向くと表銀座縦走路。そして燕山荘。
ここでカップヌードルシーフードとコーヒーで一服。30分ほど滞在し、いざ下山。下山はつまらない。夢も希望も無い。さようならツバクロ・・・。
帰りはダッシュ！走って下山は楽しい。八ヶ岳みたいな激しい山行ではないので走れる。
予定よりも少し早めに下山でき、有明荘で温泉入って穂高駅へ。そば食って帰宅。
雪山は危険なので、アルプスは来年に持ち越し。次は上高地から槍ヶ岳1泊2日。雪解けの7月に登ろう。
先週の八ヶ岳が楽しすぎた。その余韻で、2週連続ですがまた登山。
今回は神奈川県丹沢の塔ノ岳へ。
ここは都心からのアクセスが良い割に、山頂からの眺望が抜群に良い。その上、罰ゲームのような急登が5～6kmは続くので、登山感もあり、総合点の高い山だ。
最高に天気が良く、山頂から富士山がばっちり見える。
お昼はカップヌードルとコーヒー。JETBOILが調子良い。
左ひざが痛いので、のんびり登山をやってみた。悪くないけど、早く歩くほうが楽しい。左ひざよ早く治れ。
丹々記 